看護師ブログ

NURSE BLOG

災害時の対策について

2016/08/29

こんにちは。動物看護士の樫村です。

先日の台風では、被害はありませんでしたか?
みなさん人の災害対策はされていると思いますが、ペットの対策はされていますか?
今回はペットのための災害に対する備えについてお話します。

最近は、ペットと同伴避難ができる避難所を設置するような動きがあります。
災害時のペットの扱いは自治体によって異なっており、
避難時の管理については飼い主のみなさんが行うようになります。
そのため、日ごろから基本的なしつけはしておきましょう。
・むだ吠えをしない
・家族以外の人や動物に慣らす
・ケージやキャリーバッグなどに入ることを嫌がらない
・決められた場所での排泄

たくさんの動物が集まる場所では伝染病が広がる恐れもあります。
混合ワクチンや寄生虫予防、わんちゃんの場合は狂犬病のワクチンなど
定期的な予防をしておきましょう。また、これらが行われていないと
同伴避難ができなくなる可能性もあります。

また、地震や雷に驚いて迷子になる動物も少なくありません。
・首輪や迷子札をつける
・マイクロチップを装着する
・わんちゃんの場合鑑札や狂犬病注射済票を装着する

ライフラインの寸断や緊急避難に備え十分な備蓄や用意をしましょう。
・ごはん、水(最低5日分位)
・常備薬、療法食
・ペットシーツや猫砂などのトイレ用品
・首輪やリード
・ケージ、キャリーバッグ
・ワクチン証明書

大切なペットのためにも普段から、いざという時の備えや防災情報を
確認して避難経路などをチェックすることも大切です。